◆太陽熱発電の概要「メリット・デメリット」
・太陽熱発電は、太陽から伝達されてくる「熱エネルギー」を活用して発電する仕組みです。
発電の仕組みそのものは、「火力発電」と同様のものであり、≪熱≫によって、「水」を蒸発させることで蒸気タービンを回して発電するというものです。
発電システムの概要を「特性」「メリット」「デメリット」に分けて記すると下記のような要素が存在しています。
【特性】
・効率的な発電をするためには、日照時間の長い土地が必要。
【メリット】
・「燃焼」を伴わないため、有毒ガスなどの発生リスクがないことに加えて、燃料などのコスト上昇によるリスクが無い。
・太陽光発電の場合は日中だけしか発電ができないが、太陽熱発電の場合は日中に蓄積した「熱」を利用して24時間の発電が可能。
【デメリット】
・効率性を考えると、大型の設備が必要となるとともに十分な熱量確保のため広大な「受光面積」が必要となる。ゆえに、大規模な面積の土地が必要。
・導入時の設備コストがかなり高価なものとなる。
◆大量電力発電システム
・通常電力として活用するための発電システムは「集光型太陽熱発電」と呼ばれ、以下の3つの方式が存在しています。
1)タワー式太陽熱発電
・「中央タワー方式」「集中方式」とも呼ばれる発電方式で、中央部にタワー形状で設置された集光部に太陽光を集約することににより「熱」を生み出し、その熱にて発電するシステム。

2)トラフ式太陽熱発電
・「パラボリック・トラフ方式」「分散方式」とも呼ばれる発電方式で、局面鏡と鏡の前に設置したパイプとの組み合わせとなっています。パイプの中には液体(オイルなど)が流れていて、その液体が加熱されることで熱を蓄積・運搬して発電にいかす仕組み。
3)ディッシュ式太陽熱発電
・パラボラアンテナと同じ仕組みを持った、放物曲面上の鏡を活用して光を集約して、熱を生み、発電する方式。
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